【『大人のコスパ』のすゝめ】
隅に置けない、そんなブランドになりたい。
あまり聞かないし、言わないですよね、隅に置けないね~なんて。
なんか昭和っぽいし。うちの母とか使いそうだけど。
でも意味が良いのでお気に入りの慣用句です。※注
隅に置けない、とは《思っていたより優れていて侮れない事》。
「有名じゃないけど、なかなかいいじゃない、エルベンスドゥって。どこの会社がやってんの?」
アパレル業界でそんな風に言われてみたいものです。
さて、その日本のアパレル業界はといえば
商品価格が世界的に見ても高いそうで、今年の夏前にこんな寄稿を目にしました。
「日本のアパレル商品は高すぎるのだ。
海外に行き、一般家庭で人が着ている服の値段を確認してみればわかる。
せいぜい単品で2,000~3,000円だ。
夏物に至っては1,000円でも高いほうだ。
これに対して、日本の多くのアパレル企業が販売する正規の小売価格は
平均すると5,000円前後。高い商品は1万円を超す。
一般家庭向けに、平均5,000円前後の高価な服が並ぶ国は日本と韓国ぐらいだ。」
《アパレル業界‛新産業論‘》河合拓氏寄稿 より抜粋
(・_・D フムフム、なるほど。
世代的に、私は洋服やファッション小物にお金をかけてきた方だと思います。
10代の頃、おしゃれな友人は憧れの的だったし
賢いと同じくらい、いやその頃はそれ以上に重要な尺度だったかも知れない。
ただ近年、特にこの1年は世間一般的にも
ファッションにお金をかけなくなったといわれる時代。
素材の開発や軽量化も進み、昔ほど本物やブランドにこだわらずとも
低価格で良質、着心地の良いアパレル商品も増えています。
安かろう・悪かろうではなく、適正価格で良い商品。
「本当に良い物を見ていれば、リーズナブルな物の価値もわかる」
大人のコスパ商品は、そんな、経験を積んできたからこそわかる
「価値と価格のバランス」が大切かな、と思います。
価値の高いものを知っていたり、見たり、触ったり
その良さを感じているからこそ
高級品でなくても、お得で価値のあるものを上手に取り入れられる。
ちょうどいい価値と価格のバランス。
ステキなものを、期待を裏切らない適正な価格で手に入れられる。
エルベンスドゥでは、そんなおしゃれを楽しめる
《大人のコスパ商品》をお届けしていきたいです。
では
来週の❝おしゃれエル塾❞もお楽しみに♪
※注:「気に入っている慣用句は何ですか?」と人から聞かれたことは1度もないですが、他にも
◆そろばんが合う(採算がとれること)
◆横車を押す(無理とわかっていながら自分の言い分を押し通そうとすること)
◆白紙にもどす(もとの何もない状態にもどすこと)
◆のるかそるか(成功するか失敗するかわからないのでとにかくやってみること)
◆つぶしがきく(本職がダメになっても、他の仕事をする能力があること)
など、言い方の面白さと意味がお気に入りです。